弁護士町田北斗

経営ビジネス×裁判

【判例解説】Googleマップの悪評口コミは消せる? 歯科医師が巨大IT企業を論破した大逆転裁判

皆さんは、初めて行くお店や病院を探すとき、Googleマップの「星の数」や「口コミ」を見ませんか? 今や口コミはビジネスの生命線です。しかし、そこに事実無根の悪口が書き込まれたらどうなるでしょうか。第一審の東京地方裁判所では、なんと歯科医師...
日常生活その他×裁判

【キャンセル規定が無効】コロナで結婚式中止に150万円を請求したホテル。消費者契約法9条を弁護士が解説。

結婚式という人生の晴れ舞台。しかし、想定外の事態で中止を余儀なくされた場合、誰がその損害を被るのでしょうか。本件は、新型コロナウイルスの第1波が日本を襲った令和2年春に起きた、ホテル(原告)と新郎新婦(被告)の間のキャンセル料を巡る争いです...
日常生活その他×裁判

【最強の遺言が無効】「公正証書」に挑んだある男の物語。

遺産相続において、「公証人」という法律のプロが作成する「公正証書遺言」は、極めて証明力が高く、これを後から裁判でひっくり返すのは至難の業とされています。第一審では「遺言は有効」とされ敗訴した長男が、控訴審(名古屋高等裁判所)において、「最新...
日常生活その他×裁判

【逆転で遺言無効!】カレンダーの裏!? 遺産を狙う長男の「怪しすぎる行動」が暴かれた骨肉の争いを科学する

遺言無効確認請求控訴事件平成18年10月25日 東京高等裁判所破棄自判:遺言無効事件の概要:四十九日に突きつけられた「謎の紙切れ」今回の主役は、亡くなった父親の遺産を巡って骨肉の争いを繰り広げる「妻(母)」と「長男」です。父親の死後、四十九...
経営ビジネス×裁判

【不慮の海難事故?】社長に実刑判決が下されたロジックを解説。観光船沈没事故の裁判を科学

乗客乗員26名全員が死亡するという取り返しのつかない大惨事において、刑事裁判の法廷では何が争われ、裁判官はどのような論理で被告人(運行会社の社長)を裁いたのか。ニュースだけでは分からない「刑事罰の限界と法理」を、実務家の視点で分かりやすく解...
法×裁判

【判例解説】裁判所が痛恨のミス!存在しない「科料40万円」判決を最高裁が破棄した事件を科学する

皆さんは「裁判所が法律にない刑罰を言い渡してしまう」なんてことが起きると思いますか? 実は、そんな信じられないミスが実際に起こり、最高裁判所がわざわざ訂正に入るという異例の事態が発生しました。事件名略式命令に対する非常上告事件裁判所最高裁判...
経営ビジネス×裁判

【M&Aの罠:事業譲渡編】ライバルになるの!? 競業避止義務違反の代償

会社の一部を1500万円で買い取って独立した元役員(原告)に対し、売ったはずの会社(被告)がわずか1年後に「同じ関東エリアで似たような事業を再開する」という宣戦布告を行いました。事業を売った側には、ライバルにならないための「競業避止義務」が...
日常生活その他×裁判

【委託or雇用の境界線】「うちは委嘱契約だから!」と主張する大学側が逆転敗訴!? 非常勤講師の「労働者性」を認めた判決ロジック

大学側は「彼らのような語学講師は委任契約(委嘱契約)だから労働者ではない」と徹底抗戦しましたが、裁判所は大学側の主張を退け、講師たちの「労働者性」を認める判決を下しました。名ばかりの「業務委託」や「委嘱契約」が法廷でどのように覆されるのか、...
日常生活その他×裁判

【解雇無効】内部告発への報復人事と認定。解雇の最大のリスクはバックペイにあり。

施設での「不適切な身体拘束(虐待)」を市に通報した看護師が、その直後に「お前がハラスメントをしている!」として逆に懲戒解雇されてしまいました。これは内部告発への「報復(不当解雇)」なのか、それとも看護師自身の「自業自得」だったのか。法廷で争...
日常生活その他×裁判

【パワハラの代償50万】慰謝料500万円請求されるも50万円に減額されたロジック。「パワハラの境界線」を弁護士解説。

今回は、大学病院のセンターで働いていた職員が、上司らから10件にも及ぶパワハラを受けたとして、500万円の損害賠償を求めた事件を解説します。 結果として裁判所は一部をパワハラと認定し、50万円の支払いを命じました。法的に「どこからがアウトで...