弁護士町田北斗

経営ビジネス×裁判

【独立トラブル】年俸2500万の美容外科医が退職3日後にライバル店をオープン!「競業避止義務」はどこまで有効か?

美容医療の業界で後を絶たないのが、人気ドクターの「独立・引き抜きトラブル」です。今回は、全国展開する大手美容クリニックの分院長だった医師が、退職直後に近隣で独立開業したことで、約1.6億円もの損害賠償を請求された泥沼の裁判例(令和8年7月9...
ホワイトカラー犯罪×裁判

【初犯でも実刑】休職中の係長が犯した二つの犯行。詐欺と窃盗の境界線と示談交渉の裏側

今回は、公益財団法人の元職員が引き起こした「休職中の詐欺」と「認知症を患う知人からの窃盗」という、非常に身勝手で悪質な刑事事件(山口地方裁判所周南支部 令和7年7月29日判決)を取り上げます。事件名元公益財団法人職員によるチケット代金詐取及...
ホワイトカラー犯罪×裁判

【インサイダー取引】利益2900万円でも6100万円が追徴された法のロジック

今回は、ホワイトカラー犯罪の代表格である「インサイダー取引」に関する衝撃的な裁判例(東京地方裁判所 令和7年7月4日判決)を取り上げます。銀行のエリート幹部が、職務上知った「絶対儲かる情報」を悪用して約2900万円の利益を荒稼ぎしました。し...
ホワイトカラー犯罪×裁判

【賠償金ゼロ】悪質な顧客と社員引き抜きでも?法の抜け穴と裁判所の厳格なロジック

訪問看護事業を営む会社が、独立して競合会社を立ち上げた元従業員らに対し、データの不正利用(不正競争防止法違反)や不法行為(顧客の引抜き・一斉退職)を理由に訴えを起こした事件(大阪地方裁判所 令和8年1月22日判決)を題材に、裁判所がどのよう...
ホワイトカラー犯罪×裁判

【刑事裁判を科学する】6200万円を着服して精巧な隠蔽工作!「見栄と欲望」の果てに下された懲役4年6か月の鉄槌

こんにちは。現役弁護士が運営する「刑事裁判を科学する」です。当チャンネルでは、ニュースの表面的な報道だけでは分からない「刑事裁判の裏側」や「証拠から事実を導き出す論理(ロジック)」を科学的に解説しています。今回は、組織の「金庫番」という絶対...
ホワイトカラー犯罪×裁判

【PTA資金を横領して実刑】水増し発注とキックバックを見破る「事実認定のロジック」

この事件は、PTAという公益性の高い組織の資金が、巧妙な「水増し発注」と「資金還流(キックバック)」によって奪われた事例です。裁判所が被告人の「単なる借金である」という苦しい言い訳を、口座の履歴やメールといった客観的証拠からいかに論理的に粉...
ホワイトカラー犯罪×裁判

【公金横領と示談】理事長が74万円の私的利用で有罪。業務上横領の認定ロジックを解析

今回は、公益性の高い協会の理事長が、公金を自身の弁護士費用に流用した「業務上横領事件」の判決(宮崎地方裁判所、令和8年3月27日宣告)を取り上げます。裁判所は、どのようなロジックで被告人の罪を認定し、刑罰を決定したのでしょうか。判決文から刑...
医療過誤×裁判

【医療過誤の境界線】術後急変と抗生剤投与の法的義務を科学する

医療の現場では、時として予想もしないスピードで患者の容態が急変することがあります。もし、結果的に亡くなってしまった患者に対し、「あの時、あの薬を使っていれば」という可能性があった場合、医師はどこまで法的な責任を負うのでしょうか。今回は、胃癌...
医療過誤×裁判

【9か月間で11件の医療事故】8600万円の賠償!市民病院で起きた医療ミスを認めたロジックを解説。

今回は、地方公共団体が開設・運営する市民病院(赤穂市民病院)で起きた重大な医療過誤事件の判決を取り上げます。執刀医が赴任からわずか9か月の間に11件もの医療事故に関与していたという衝撃的な背景を持つこの事件において、裁判所は「医師の過失」と...
医療過誤×裁判

【カルテ改ざんを認定】白内障手術で失明!病院の隠ぺい工作を見破る「証拠の科学」

患者が白内障手術の後に失明してしまった痛ましい事件ですが、法廷で最大の焦点となったのは「医師によるカルテの改ざん」でした。密室である診察室や手術室で起きた出来事について、裁判官はどのようにして「カルテが後から書き換えられた」と見破ったのでし...